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Akiko Fukunaga [Diary]
by acco_gluck
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13日間にわたる銀座柳画廊個展「かしごころ-和心-」が終了しました。
ご来廊くださった皆様、応援してくださった皆様、そして銀座柳画廊の野呂社長・副社長・社員の皆様、まことにありがとうございました。
心より感謝申し上げます。

個展初日の4/12、蔓延防止等重点措置とやらが発出。
東京は恐ろしいところという刷り込みがなされたようで、行きたくても行けないとおっしゃる方がとにかく多かったのですが、まあ来たい方はどうしたって来るでしょうと思っていました。お蔭様で、たくさんの方にお越しいただきました。

そうして会期が終わっての緊急事態宣言。
ラッキーでしたねと言われましたが、私にはわかっていました。この期間は絶対に大丈夫だと。なぜなら天命だからです(笑)。
桜の大作「蒼天」に込めた、生きる悦びが四方八方に拡がれー!という祈りが天に届かぬはずがない。みたいな根拠のない自信がありました。

その意を共有してしまえる小川紗綾佳さんの音楽と相まって、多くの方が感動してくださり、涙を流される方もしばしば。
見えないものが見える紗綾佳さん曰く、画廊に光が溢れていたそうです。
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作曲してくれた小川紗綾佳さんと

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この蒼天を挟んだ50号の「blue sky」と10号の「clover」の二点は、対の作品となっていました。
光_e0105782_00153942.jpeg
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この桜の下で、涙も枯れて、絶望と希望がない混ぜになった心持ちで青空を見上げる。幸せになるはずだったのに。。瞳に映るのは、蒼。

ひとしきりポカンとしたあと、ふと横を見ると目の前には四つ葉のクローバー。
光_e0105782_00160821.jpeg
幸せは、追い求めるものじゃなくて、気づくもの。

あるお客様にそのことを話すと、素敵な解釈をして下さいました。
「これは、お能でいうと、前シテと後シテね」と。

私は詳しくは語れませんが、わかりやすく言うとお能の演目の前半の主役(シテ)は救われる前、後半は救われた後、みたいな感じらしいです。
能舞台の鏡板(かがみいた)の松は、春日大社の影向(ようごう)の松に春日大明神が降臨したことに由来し、芸能の神様の依代(よりしろ)であると、京都で鏡板の製作をした際に学びました。
シテの救いは、その神様によるものであると。

だとすると、この「蒼天」の桜はまさしく鏡板の老松ではないか!
さらに紗綾佳さんの音楽は、謡(うたい)そのものではないか!!
えっ、じゃあここは能舞台?!

「蒼天」は確かに、そんな依代として描いたものだったので、それが形となっていたことに我ながら驚いてしまいました。


幸せは、すぐそばにある。
この日本に生まれて、今生きていることの有り難さ。

そんなプラスのエネルギーで地球が満たされることを願って、これからも私は絵を描き続けていきたいと思います。



# by acco_gluck | 2021-04-26 01:41 | Painting | Comments(0)

端(はた)さんのコラム

端(はた)さんのコラム_e0105782_21113077.jpeg
札幌在住の美術家でありギャラリストの端 聡さんに、たまたまこの作品を見ていただく機会があり、自主的にコラムを書いてくださったのですが、その内容が素晴らしく、とても嬉しかったので、個展で作品の横にパネル掲示してあります。
創り手として、ここまで理解して頂けることはこの上ない幸せであります。

端さん、本当にありがとうございます。


『福永明子作「蒼天」に思うこと』

それは空の蒼から始まった。
全長5m程ある木製パネルに微かなグラデーションを纏わせ、全てを蒼に染めたと言う。
そこに立つ福永明子は永遠と無限とが戯れる力と共に、畏(おそれ)れすら感じたに違いない。

蒼を眼前に最初の一筆。
針の穴に糸を通すかの如く福永の全神経が筆先に伝わり蒼い地平に線が引かれる。
線は静かな呼吸と高まる心拍を背負いつつ増殖し桜の幹となり枝葉へと成長する。
それは地下を流れる水脈や脳内の神経細胞にも似て全ての生命を司る連鎖なのである。
蒼天に向かう幹と枝の先に福永は想像の中で架空の蕾を芽吹かせ開花の兆し(きざし)を確かめ、その後、一輪ずつ丁寧に桜の花を描く。
陰影を可能な限り抑え、淡い桜色に微かになぞられる鉤勒(こうろく、輪郭線)の奥ゆかしい静かな日本画伝統の技法には含蓄された福永の感性と意志、さらに桜の生命力や躍動感さえも感じる。

一体、この絵の中に桜の花はどのくらいあるのだろう。
何百、何千、何万?おそらく福永自身もその正確な数は語れないであろう。
無数に広がる花の群に永遠を感じ、満開に儚さを感じつつ福永の筆は留まることを知らず花を咲かす。
花は枝の無い空間にも浮遊し、その連続性は自動書記の様な見えない何かの力によっての行為なのかも知れない。
いつしか5mのパネルは枝の数をも上回る満開の桜で覆われ蒼天の空も隠されてゆく。
散りゆく花びらはそこには無く、一寸先の風に吹かれ舞い散る花びらを予感しつつも全ての花は満開なのだ。
絵の構図からすれば花吹雪が描かれてもおかしくはない。
切なく散る花びらを描かないのは生命の輪廻の中に精一杯咲く無常の今を描きたかったのであろう。
福永の言葉を借りるなら「今、私は生きている」と言う台詞に象徴される。

さて、私の主観かもしれないが、この約5mの大作に良い意味で音を感じない。
蒼天に咲く無数の桜の花、天に聳える幹、青より青い蒼天、この雄大な情景に音は無い。
正しくは無音を感じさせるという言い方が合っている。
西洋絵画では色彩における陰影の強さ、ペンティングナイフや筆によるタッチの痕跡、油絵具のマチエールからの物質感、等々で表層的にも生々しい躍動感によって音は無意識に感じ取れるのだが、多くの優れた日本画にも共通して、この福永の大作「蒼天」にも無音を思うのである。
だからと言って躍動感や力強さを感じない訳ではなく、むしろ西洋絵画のそれより内包された真の強さや力を感じてしまう。
音をも思わせない含蓄された表現には、もの静かの中に奥深いものや豊かなものをおのずと感じる日本人の奥ゆかしくも芯の通った閑寂(かんじゃく)の感性がそこにあるのだ。
無常の儚さを知り、それを美しいと感じる美意識が無音の情景を描かせている。
逆に、含蓄された無音の大作にオーケストラが奏でる壮大な音楽を想起するのは私だけではないだろう。

私の主観はここまでとして、では福永が描く蒼天とは何か、もちろん一般的に言うなら青い空である。
しかし先述した通り蒼天は桜で覆われ作品全体を見る限り「桜」と題してもおかしくはない。
では何故「蒼天」なのか。
蒼天の意味を辞書で紐解くと「蒼天」とは「天の造物主」という意味を持ち、これは、この世をつくりあげた大いなる存在のことであり、中国の古代思想では、天地やすべてのものを支配する造物主とされる。
また、ユダヤ教、キリスト教では「ヤハウェ」、仏教では「如来」を意味するとある。
おそらく、いや間違いなく福永はそのことを知っているだろう。
福永の蒼天とは青い空だけに留まらず次元を超えた宇宙、創造主なのである。
そこに、この世の桜を咲かせ人類も含めたありとあらゆる地上の儚さと無常を現しているのだ。
おそらく福永は自身の人生、自らが体験する喜怒哀楽、無常の現世に生きることの意味を主観的に絵の中の桜に見出しているのであろう。
福永は語る。「楽しいこと苦しいこともひっくるめて、その感情を味合うことが、この世に生まれた出でた意味・・・」だと。

作品「蒼天」には、白昼の月が浮かぶ。月は俯瞰し、もう一つの創造主として蒼天と桜を見守る。
その月こそが真の福永明子なのかも知れない。

          端 聡(美術家/アートディレクター)


# by acco_gluck | 2021-04-19 21:24 | Painting | Comments(0)

個展の動画がアップされました!

銀座柳画廊で12日より始まりました個展の動画が、YouTube銀座柳画廊チャンネルにアップされました。

素晴らしい動画を作ってくれた画廊スタッフTさん本当にありがとうございます❗️

そして、この度の個展に際して、私の大作「蒼天」への曲『蒼天』と『蕾』を作曲してくださった小川紗綾佳さん、スタッフさん、本当にありがとうございます❗️

動画では『蒼天』の一部のみ聴けるようになっておりますが、会場では絵と音楽が創り出す空間こそが作品となっています。とても感動的です。

このコロナ禍で銀座まで来られないという方もたくさんいらっしゃいますが、どうぞこの動画で会場にいる感覚を味わっていただければ幸いです。
個展の動画がアップされました!_e0105782_19550478.png

# by acco_gluck | 2021-04-15 20:10 | Painting | Comments(0)

小川紗綾佳さんとコラボ


銀座柳画廊 個展「かしごころ-和心-」に向けて、私のソウルメイトである音楽家・小川紗綾佳さんが、コラボレーション作品として、桜がモチーフの大作「蒼天」に想いを込めた新曲「蒼天」と「蕾」の2曲を書き下ろしてくださいました。

紗綾佳さんが1ヶ月かけて、とても大切に大切に紡いでくれた二曲。
個展会場で音楽展示いたします。
32点の私の作品と小川紗綾佳さんの音楽の化学反応をぜひお楽しみください。

まずは、個展PRのための動画「蕾」を作って頂きました。
紗綾佳チームの皆様、本当にありがとうございます!

MIXした「蒼天」を今日聴かせて頂きました。本当に素晴らしい曲です。
個展会場でのみお聴き頂けます。

その作曲を終えて、彼女に降ってきた言葉がとても感動的です。

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「福永明子画伯『蒼天』に寄せて」

この数週間ずっと泣いていた。生きていることがあまりにも、嬉しくて儚くて。美しさは悲しさを傍に何も言わずにそこに立っている。

その姿に己の命を写してしまえば、微動だに出来ないほどに凝縮した繊細さと、動き出さずにはいられないエネルギーの渦に気付き、
はっとこの身を思い出しゆっくりと指を握った。

指の関節の皺、爪の奥のあたたかさ。
感じてみれば切りがない程
精密に創られた身体に
感情を宿しここに居ながら未来や過去を考えてみている。


ただ見ていたいと思った。
どんな過去と未来が存在しようともどうしようもなく惹かれているから。
ただ見ていたい。

もしかしたら、
桜もそんな絶対的な感動で私を見つめているのかもしれない。

もしかしたら、
世界はそんな循環だけで、
やわらかくまわって行くのではないかと
静かに静かに信じている。

2021.03.24
音楽家 小川紗綾佳

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# by acco_gluck | 2021-04-08 02:06 | Painting | Comments(0)

個展DMと作品集

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個展DMと作品集_e0105782_17324282.jpeg
数日前にポストカード、今日待ちに待った作品集が届きました。
(左:裏表紙、右:表紙)
明日から順次皆様に発送させて頂きます。

今まで宛名データを作る時間がなくて、毎度筆ペンで手書きしてきましたが、頸椎症再発の懸念もあり、今回やっと宛名シールデータを作りました。
でもオリジナル一筆箋も添えますのでご了承をば。
今週中にはお手元にお届けできるかと思います。

もし、まだ届かないとか送って欲しいなどがございましたら、お気軽にお申し付けくださいませ。


今日は、友人の音楽家、小川紗綾佳さんのところに行ってきました。
私たちの今までにないコラボレーションで、素晴らしい作品ができそうです!
詳細が決まりましたらお知らせしますので、どうぞお楽しみに‼️



# by acco_gluck | 2021-03-23 02:31 | Painting | Comments(0)