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パレット柏 個展のお知らせ

8/1〜8/11の11日間、パレット柏主催の個展を開催していただきます。
パレット柏 個展のお知らせ_e0105782_03410156.jpg

一年に一人、柏で活躍する作家がピックアップされ、市の複合施設「パレット柏」が全面的に主催してくれる展覧会です。

広い市民ギャラリーでの個展とあって、かなり大がかりなもの。
3年半ほど前にお誘いがあった時は迷いましたが、所長が「コンサートやっていいよ」とおっしゃったので「じゃあやる〜❗️」っていう軽いノリでお請けしました。

最終日は、オープンスペースにあるグランドピアノをギャラリーに入れて、大作「蒼天」の前で音楽家の小川紗綾佳さんに演奏していただきます。
パレット柏 個展のお知らせ_e0105782_03394937.jpg
午前の部 11:00〜12:00
午後の部 14:00〜15:00

各回 先着50名となっております。
7/2(水) 9:00〜webにて受付開始となります。

この日のみ入場料1000円を頂戴します。当日受付にてお支払いとなります。


「蒼天」を発表した2021年の個展で、銀座柳画廊でライブをしてもらいたかったものの都合により叶わず、彼女の家に作品を運んで実際に観てもらい、曲を書き下ろしてもらって音源を残すことになったのでした。

その曲をグランドピアノで!作品の前で!夢のようです。
「蒼天」は大阪にお嫁に行ってしまったので、絵画撮影専門会社に撮ってもらった写真を元に、実物大に再現して展示します。

紗綾佳さんとはこれまでライブペインティングで何度もコラボしたり、彼女をモデルにした作品もたくさん描いてきました。
表現したいことが完全に共有できる、私にとって稀有なソウルメイトです。

パレット柏 個展のお知らせ_e0105782_03532749.jpg
画廊に預けてある作品もほぼ貸し出してもらって出展します。
これまでの画業を振り返る、というか、私の半生を振り返る展示にします。
生きてるけど、回顧展です。

子どもの時の絵や、高校生漫画家だった時の原稿、ライブペインティング作品、スケッチ、青く痛い時代の作品、あれやこれや出して並べたいと思います。

タイトルにした「LIVE LIFE」は、「人生を生きる」ってこと。
魂の遍歴の末の今世、私自身が私の人生を眺めてみたいのです。


以下、リーフレットに記載した私の文章です。

---------------------------------

個展開催にあたって

私が生まれてすぐ柏に居を構えた父のおかげで、私は元気な柏っ子として育ちました。
京都の美大に進学し、9年後に戻った柏は、とても面白い街になっていました。
学生時代にアルバイトで始めた似顔絵を続けながら、様々な絵の仕事をしてきました。
また、仲間とライヴペインティングイベントをやったり、柏二番街で似顔絵テナントを出させていただいたり、アートラインかしわ実行委員を務めたりと、大好きな柏で存分にアート活動をしてきました。

帰省後はなかなか時間と場所がなく、水彩画やアクリル画を描いていましたが、日本画の制作ができるようになったのは、母校の関係で手掛けた日本橋のシャッター画製作に携わった作家たちのグループ展を開催していただいたからでした。
そこから銀座柳画廊にご縁を頂き、取り扱い作家となることができました。

すべては流れのままに。それが必然。この環境を与えてくれた家族や周りの方に恵まれたお蔭様で、今の私があります。繋がった全ての方に心より感謝申し上げます。

この度の個展は、主宰する「共晶点」「柏融展」でお世話になってきたパレット柏さんのお誘いをいただき、柏へのご恩返しのつもりでお引き受けいたしました。
コンサートができるとのことで、20年来の盟友・小川紗綾佳さんとのコラボが叶います。
8/11、大作「蒼天」の前で、この絵のために作った曲などをピアノで演奏してくれます。
会期中もBGMとして流しますので、音と絵を共に味わっていただきたいと思います。

日本画を中心とした約70点の作品のほか、子供の頃の絵や漫画,ライヴペイント作品も展示いたします。絵を描くことが好きな柏っ子の半生を、ぜひお楽しみください。


# by acco_gluck | 2025-06-15 03:53 | Painting | Comments(0)

桜旅 -後編-

桜旅 -後編-_e0105782_15274955.jpg

5日目 4/18


朝方ふと目が覚めた。

ん?もしかして‥とカーテンを開けると、竹生島の上の雲から太陽が顔を出す瞬間!

桜旅 -後編-_e0105782_15272550.jpg

前日、湖南の竜王町に住む絵描き仲間の友人に連絡し、ランチの約束。

中路融人記念館と近江商人博物館を二人で拝観した。

桜旅 -後編-_e0105782_15330844.jpg

日展の日本画家、中路融人は以前から好きな作家だったが、静かな画面から秘めたる情熱を感じ取れて、とても触発された。

博物館では、ここでも近江商人だった先祖の生きた足跡を深く感じた。


🌸本巣 淡墨桜 幹の写生


近江でゆっくりし過ぎて、また日没時刻との戦い!

ナビの予定より1時間早い5時過ぎに着き、なんとか幹の写生ができた。


大垣泊



6日目 4/19 夏日


気温28℃!高島で趣味の合う洋服屋を見つけ夏物を買っといて正解だった。

浜松 弁天島で某オフ会!

二次会も参加し、友人を浜松駅に送り、宿を取った富士宮へ。


去年は富士市に泊まるも、雨で全く富士山は見えずじまいだった。

天気予報は曇りだけど、無事姿を拝めるのだろうか。


富士宮泊



7日目 4/20


🗻富士宮

桜旅 -後編-_e0105782_15353219.jpg

曇りだけどバッチリ綺麗に富士山が見えた。

いつか西側から描いてみたかった。空き地で車からスケッチした。


朝霧高原の道の駅に向かって出発したら、みるみる雲が広がって数分後に富士山は見えなくなってしまった。

去年山桜を描いた本栖湖に行ってみると、ちょうど大きなマラソン大会が開催されていて、駐車場は休憩ポイントになっていた。


富士山は晴れの明日に賭けよう!と切り替えて、ホテルを取った甲府へ向かう。

地図を見たら、初日に訪れた神代桜が割と近いので、幹のスケッチをする事にした。

桜旅 -後編-_e0105782_15364039.jpg

すっかり葉桜になっていたけど、人が少ないお蔭で十分に写生ができた。


さすがに疲れが溜まって、早めに就寝。

甲府泊



8日目 4/21 晴れ☀️


帰りの首都高の渋滞を避けるよう、出発を2時半頃に設定して、いざ桜満開の河口湖へ。

甲府から山を越えると、眼前に超〜デッカい富士山がドーン🗻


🌸🗻河口湖

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外国人が8割の観光客でごった返す湖岸を避け、コッソリ観光バスの臨時駐車場に停めさせてもらって、車内からスケッチを30分ほど。


🌸🗻忍野


私は山中湖あたり、とりわけ忍野の田舎道が好きだ。

承天寺には美しい八重ベニシダレが満開だった。

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ランチに立ち寄ったお蕎麦屋さんから見える景色が素晴らしかった。

帰ろうとしたら駐車場脇に松林が。木陰もあってこりゃあスケッチに最適!と、小一時間裸足で座って描いた。

この旅で何より最高に心地良い時間だった。

桜旅 -後編-_e0105782_15561723.jpg

そこでちょっと不思議なことがあった。

道路向かいで枯葉などがカラカラを音を立て、気づくと風が小さな竜巻状になって、なんとそれが私に近付いてきた。

えっ?と思う間も無く、一瞬私はその渦巻き風に巻き込まれてしまった。

髪の毛逆立っってたっちゅうねん。そしてサーっと通り過ぎて行った。

なんだったんだ⁉️

もしかして、龍神が挨拶に来てくれたの?と直感で思った。


その直前、描きながら私が考えていたのが、富士山噴火が現実味を帯びて囁かれる昨今、どうか日本を、何が起ころうとも良しなによろしくお願いしますということだった。

そのアンサーのような、ね。


🌸🗻山中湖

帰る前に、やはり山中湖で写真だけ撮って行こうと、湖畔の駐車場へ。

少し標高が高いせいか、桜もちょうど満開だった。

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ああ、もうお腹いっぱい❗️と帰路についた。

なんと家に3時間で着いた。


本当に行ってよかった!大満足の旅でした。

また来年桜旅に出ようと思います🌸



# by acco_gluck | 2025-04-24 16:00 | Painting | Comments(0)

桜旅 -前編-

4/14から8日間、車で一人旅をしてきました。

桜旅 -前編-_e0105782_12235546.jpg

恩師の畠中光享先生の京都 相国寺承天閣美術館での大きな個展を観に行きたかったのと、浜松で19日に用事ができたことで、遅めの桜を追って車で旅してみよう!と思い立った。

そして春の富士山を描きたい!っていう、願望てんこ盛りの車旅。

要介護の母がいるので旅に出ることがなかなかできずにいましたが、ショートステイに預けることもできる!と、思い切って計画していたら、愛知県に住む妹が前半の4日間の世話をしてくれることになり、残りの4日間はショートステイを利用する事にした。


駐車場代などを考えて、京都ではなく大津に二泊することにして、あとは桜と天気の都合っていう、ゆる〜り旅。

各地の桜の開花状況を毎日チェックして、ええっもう満開なの⁉️とか天気大荒れ⁉️などドキドキしながら、出発の日を迎えた。



1日目 4/14


🌸山梨県北杜市 山高神代桜 樹齢2000年

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日本武尊が東征の時に植えたとされる日本最古の桜。

前々日の大雨でだいぶ散ってしまってたけど、威厳のある幹が歴史を物語っていた。

何度か死にかけて、日蓮上人が祈って蘇らせたとか。



🌸岐阜県本巣市 根尾谷の淡墨桜 樹齢1500年

桜旅 -前編-_e0105782_12213232.jpg

継体天皇が植えたという、日本三大桜のひとつ。

カーナビの到着時刻は日没後の予定だったけど、必死で飛ばして1時間繰り上げ、何とか明るいうちに辿り着いた。

満開を少し過ぎていたけど、樹型の美しさと荘厳さに見惚れて、この桜をぜひ作品にしたいと思った。

帰りに幹を描きに来ます🫡と桜に挨拶して、出発2分後に雨が降ってきた。

いや〜モッてるなあ私!

21:00大津着


2日目 4/15 京都へ❗️


1日雨の予報が昼から雨に変わり、朝はめっちゃいい天気☀️

京阪電車〜地下鉄東西線で、懐かしの太秦まで。

映画村で働いてた30年前とはまるで別の街!

大好きな広隆寺のお庭を見て、撮影所前駅から仁和寺に向かった。


🌸仁和寺 御室桜

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京都で最後の桜と言われる遅咲きの御室桜。

今日が満開MAXというくらいのベストタイミングだった。

ひとしきり写真を撮りまくりケースにしまっていたら、ポツポツと雨が降り始めた。

これまたモッてるわ〜私!


🌸いざ原谷苑へ


10何年か前に、原谷苑から仁和寺に歩いたことがあったので、逆でも行けるやろと歩き始めて、数分で後悔。そっか、登りなんだー‼️

さすが山の天気、雨は段々本格的になる。

登りカーブの途中、宇多天皇御陵(みささぎ)の参道があった。参拝できるように整備されたのを見て、えっ行っていいの?ていう軽いノリで登り始めた。

というのも、実は我が福永家はもともと佐々木氏で、宇多天皇を祖とする近江源氏なのです。

ただ、岩場の登りを傘と大荷物持って無理だなと5分で断念し、子孫が来ました〜と遥拝のみさせて頂いた。


念の為持っていた雨靴に履き替えて、やっとの思いで原谷苑に到着するも、疲れ切ってもう園内を歩く気力無し。雨だし断念!

乗客を乗せて来たタクシーに乗らせてもらい、御所へ向かう。

とりあえずランチじゃー。

同志社大の学生たちに交じって定食を食べている間に、外が明るくなってる!


🌸京都御苑

さっきのずぶ濡れは何だったんだ?っていう日差しの中、御所の桜を愛でる。

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烏丸丸太町下ルの画材屋 放光堂さんで、ここでしか買えない筆や絵の具を購入。


そして、今回の旅の目的の1つ、相国寺承天閣美術館の畠中光享展へ。

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友人と待ち合わせて館内に入るなり、なんと先生がいらっしゃるではないですか!

「え〜っ毎日詰めていらっしゃるんですか?」と聞くと、たまたま大事な約束があって来たとのこと。またしてもモッてる私。

先生の画業を総まとめにしたような個展、中でも2024年作の数が尋常ではない。

どれだけの熱量でこの個展に向かわれたか、と心が熱くなった。

本当に私も頑張ろうと思った。

大津泊



3日目 4/16


晴れ☀️大津から車で京都へ。

🌸原谷苑リベンジ

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前日無理に行かなくて良かった!

気持ちのいい晴天の原谷苑の花園は、まさにこの世の極楽浄土。

今日の為に昨日は雨が降ったのねって思うくらい、花々が美しく輝いていた。

ここは外国人にまだバレてないのが救い!


🌸上賀茂神社

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ここは以前から心惹かれる神社で、とにかく何もかもが静謐で雅やか。

参道脇の斎王桜が素晴らしく美しかった。



🌸鞍馬〜貴船


ここも私にとって特別な場所。

20代の頃ちょっと不思議な体験もあり、過去世の因縁が深いのだと思う。


鞍馬駅近くに駐車して、またしても山道を登ること40分。

自生の山桜や沈丁花が咲いていて、本殿前にも見事な桜が咲いていた。

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鞍馬は、奥の院「魔王殿」が私の目的地、木の根道を30分歩いて参拝。

ここには特別な何かを感じているのだ。


そして、山の反対側の貴船神社と、さらに奥の院へ。

ここも鳥居をくぐった瞬間に、別の次元に入った感覚になる。

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帰りはもう体力の限界〜!貴船口までのバスの行列に並んだ。

バスを降りてまた鞍馬駅まで歩いて30分弱。流石に疲れた。

でも麗らかな春の田舎道を、川のせせらぎの音を聞きながら山々や草花を眺め、ニホンタンポポの綿毛を摘んだり😝楽しかったなあ。


そして前日予約した、琵琶湖北西の滋賀県高島のホテルへ。

琵琶湖舐めてたわー、遠いっ!

チェックインしたら、ちょうど山に夕陽が沈むところだった。


4日目 4/17


福永家は甲賀に祖父の出身の本家がある。

先祖は高島に居たらしいというのを思い出した。

何の気無しに取った宿だけど、それも何かの因縁か。


🌸高島市マキノ 清水(しょうず)の桜

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ホテルから10分ほどの所にある、樹齢300年の桜。

花はほぼ散っていて、墓地なので長居はせず。


🌸海津大崎の桜

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湖岸4kmにわたる満開の桜並木は圧巻!

思わず運転しながらスマホで撮影した。日本は本当に美しいなあと思った。



🚢竹生島

せっかくなので、フェリーで竹生島に行く事にした。

船内で流していた、竹生島の歴史を語るビデオで、まさに戦国時代に先祖の佐々木氏が、琵琶湖の覇権争いに大きく関わって、信長に敗れたことを知った。

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この旅は、桜巡りであると同時に、先祖巡りの旅でもあるのだと思った。


高島二泊目 湖岸側の部屋に変更してくれた。

朝陽を見たいけど起きれるかなあ。


(後編に続く)


# by acco_gluck | 2025-04-24 12:51 | Painting | Comments(1)

パークホテル東京で新作の展示

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東京汐留にあるパークホテル東京での展示が今日から始まりました。

銀座ギャラリーズ「日本の美を探るアートの旅 展」
2/25(火)〜5/15(日)
パークホテル東京 25F Atrium
〒105-7227 東京都港区東新橋1-7-1 汐留メディアタワー25F
TEL: 03-6252-1111

https://parkhoteltokyo.com/ja/art-at-park-hotel-tokyo/art-colours/

銀座ギャラリーズの画廊からの選りすぐりの作家さんたちに混じって、私に出展のお話があったのは去年の初秋だったでしょうか。
3m強の壁に合う横長作品ということで、昨年春に取材した印西市の吉高の大桜を、182cm×91cmの画面に描くことにしました。
共晶点が終わってのんびり取り掛かろうと思っていたら、なんだかスケジュールが押して押して。。

制作すること2ヶ月半、「あ、出来たな」と思った瞬間、発熱❗️
39℃が3日間続き、熱が下がっても身体中が痛いのなんの。
寝てりゃ治るっしょ!とひたすら寝て、一週間かけて復活!
こんなに酷い風邪(たぶんインフル)は初めてだったなあ〜💦
天然ファスティングで激痩せしたけどw、毒素が全部出た感覚でスッキリ。

体力も戻った昨夜、作品を乗せて画廊に寄ってからホテルへ搬入しました。
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東京タワーなど東京を一望できる窓からの眺めと、間接照明に浮かび上がる桜が、なんとも言えない良い雰囲気でした。


千葉県印西市にある、樹齢400年を越えるヤマザクラの一本桜。

この辺りに古くからある屋敷の、氏神を祀る祠の御神木として、人々の暮らしと共にあり、みなに愛されて大事に守られてきました。
桜の語源として、農耕の神「サの神」のクラ(座)だとする説を、私は正統だと考えています。
おそらく人々の暮らしと桜は密接な繋がりがあり、だからこそ日本人のDNAには、無条件で桜を愛でる情があるのだと私は思っています。
その長きにわたって醸成された人間と桜の、暖かで厳かな関わりが、観る方の心に温かく沁み渡ることができたら幸いです。
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# by acco_gluck | 2025-02-25 22:31 | Painting | Comments(0)

さよなら 私のいしど画材

私のホームとも言うべき、大切なお店「いしど画材」が58年の幕を閉じた。

ここは、ただの画材屋さんではない。
柏のボスたる石戸さんが作り上げてきた、柏の魅力の文化的な中心であった。
私がこうして絵を描いて生きてこられたのも、このお店があったからなのだ。

2006年にいしど画材ビル前で似顔絵コーナーを始められることになった時に書いた投稿。
小学生の時に、少ないお小遣いを握りしめて、マンガのスクリーントーンを買いに行ったこと、高校生の時、美大受験予備校に行く前に基礎的なことを学ぼうと、いしどアートスクールデッサン講座に通ったことなど、今も鮮明に思い出す。

京都に住んでいた間に建物は新しくなり、4階のビル丸ごといしど画材。
雑貨や充実の画材や材料。いつもワクワクが止まらないお店だった。

10数年前に、お店は規模を縮小し、4階で営業するようになったが、吉田社長はじめスタッフの皆さんとも仲間みたいに、似顔絵コーナーが始まってからは特に、お店の一員のように思ってきた。
2015年に毎週の似顔絵を引退して画業に専念することにしたあとも、教室をやらないか?とお声掛け頂き、「ひとを描く講座」を開設してくださった。

個展も二度させてもらった。
ギャラリーとはまた違い、ゆったりと似顔絵描いたりして、なんとも暖かい個展だった。
さよなら 私のいしど画材_e0105782_23422911.jpeg
2年前にいしどアートスクールを閉じるにあたり、現在のかしびカルチャーに場所を移したが、今思えばその頃から兆しはあったのだろう。

共晶点の度に他の作家の搬入をお手伝い頂いたり、作家として話を聞いてもらったり、私の個展の度に額縁の選定や額装、納品や搬入に至るまで、とにかく吉田社長の濃やかなお世話にずっと甘えてきた。
そして、スタッフの加藤さんには洋服作家さんとして製作をお願いしたり、おしゃべりして笑い転げたり、いつもいつも本当に楽しかった❣️

私にとって、かけがえのないお店でした。
本当に本当にお世話になりました🙏

どこかで再開してもらえたら!とかなり本気で期待しています❗️
待ってます‼️


# by acco_gluck | 2025-02-22 23:43 | Painting | Comments(0)