ユニコーン再結成アルバム「シャンブル」を聴き倒している。
バンドブーム当時、私は京都にいて、テレビがなかったのもあって、世の中のブームとは無縁で、もっぱらインディーズバンドとUKバンド好きのロック姉ちゃんだった。
ユニコーンはヒット曲くらいはもちろん知っていたけど、大好きってわけでもなかった。
それが去年ハマッてしまったMadbeaversに、ベースのEBIちゃんが入ったことで、この歳で後追いも後追いで、ユニコーンのCDを友達に借りたりなんかしてた。
そしたら今年のお正月に再結成発表!
半年間密かにレコーディングをしてたなんて。よく隠せたなあ。
気づけば周りには「武道館ライヴのチケットが取れない」と嘆く、往年のユニコーンファンがあまりに多くてビックリ。
テレビでも毎日のように彼らを目にするようになった。
最近思うのは、音楽でも絵でもなんでも、表現する側の「楽しいっ!」って波動が、そのままそっくり観る(聴く)側の「楽しいっ!」になるってこと。
すごいことだ。
ユニコーンはまさにそれを体現してくれている。
R&R is no dead.
私と同じような歳を重ねて、睦み合って作られた彼らの音楽は、表現者としての共感とともに、大人になるってことをとっても嬉しく思える世界だった。