このごろ、ひっきりなしに展示をやっています。
今日搬入をしたのは、千葉市立美術館 市民ギャラリーで行われている「平和を願う美術展」です。
じつは、つい4日ほど前、あるフリーペーパーに掲載されている記事を目にして、電話で問い合わせたら、即OKだったのです。
平和を願う表現者なら誰でも出品できる、無審査の展覧会です。
電話をかけたのはちょうど、ドッペルナンチャラ倉庫作品展が終わり、搬出をした日のことでした。
ドッペルvol.5で描いた「祝福」という作品は、まさに平和を願って描いたもので、自分でも気に入っている作品。
50号までなら2点出せるというので、もう一点、去年のアートラインで描いた「大和心」も一緒に出品しました。
ところで、「大和」って言葉は、不思議だと思いませんか?
ヤマトは、邪馬台(ヤマタイ)国と通じていて、私たちの住むこの国をさしますが、大和(ダイワ)をヤマトと読むこと、音的には全然かすってないわけですよね。
私は、言霊で考えて、大和(ダイワ)・大きな和の本質が、この大和(ヤマト)国にあるからだと思うんです。
「和」は、合わせる、和える、ひとつになる、ということ。
「ワ」は、輪・環・○。
本来の日本人の特質は、ここにあると私は思っています。
平和は、この本質がなければ成し得ない。
どちらかがどちらかを負かすことでは何事も解決しないことを、もういい加減、世界中の人は解っていいんじゃないだろうか。
芸術は、国境がない。
その一翼を担えれば。。。と思うのです。
会期は、11/13(火)〜18(日)
10:00〜18:00(金・土は20:00、最終日は17:00まで)
お近くの方はぜひご覧くださいませ。