お蔭様で、11回目の共晶点が13日に終了しました。今年も五日間で1069人のご来場を頂く大盛況でした。
ご来場頂きました皆さま、アートライン関係者の皆さま、パレット柏の皆さま、そして今回も素晴らしい作品を出展してくださったアーティストの皆さま、真にありがとうございました‼️
今回、初日の搬入を終えてビックリしたことは、全体の「氣」が暖かく柔らかく、この展示がひとつの作品のように調和していたことです。
申し合わせたわけじゃないのに、何かが共通している。
毎年観に来て下さる皆様から同様の感想を頂きました。
まず、入ってすぐ目に入る黄色!
正面の島田さんの病院の天井画のために描かれた作品の温かな黄色、奥の名雪さんの19点の連作の黄色、そして右に写る石元さんのミモザ。
そして少し進んで右側を見ると、なんとも落ち着いた柔らかなピンクたち。

宮田さんの銅の茶器と畳、吉岡さんの刺繍の連作、石元さんの可憐な花たち。
なんという偶然。
配置を考えたのは私ですが、こんなことは予想だにしていませんでした。
この優しさはなんだろう。
私の推測なのですが、きっと世相と関係している。
世界が混迷混沌としている今だからこそ、作家たちには逆のものが降りて来るのではないか。
この無意識の集合意識。これは日本人が知らず知らずのうちに会得している能力といっていいものではないかと思いました。
今回の私の作品は、まさしく愛する「日本」を描きたかった。

「咲き誇れ」4F
7月は絶望で泣き暮らした私ですが、これからの日本を創っていくのは私たち自身なのだという決意を込めて描きました。
世界の真ん中で咲き誇れ!というお言葉を胸に。
そして、10/8から始まった柏市文化祭のメインビジュアルを飾った作品として、パレット柏のガラスケースに飾って頂いていた2017年の「深紅」。
柏レイソルのコーナーに!念願のコラボです!

シャッターを押してくれた筑紫さんに「レイソルも入れてね!」と念押しして、観に来て下さった銀座柳画廊の野呂副社長と。
また来年も11月に開催いたします。
今度はどんな化学反応が見られるのか、私も楽しみにしています!