今日は母の日ですね。
姉からのお花(なんとプリン付き)が今日届きました。
おかげ様で、母が一昨日5/8に退院しました。
この日は母の79歳の誕生日でした。
(この日は両親の結婚記念日、何年かに一度は母の日とトリプルだった)
ステロイド投薬治療の経過は良好で、17日目の4/29に退院と言われていたのですが、前日から副作用の発疹が広がって退院が延期になり、塗り薬で様子を見て、連休を挟んで5/8に皮膚科を受診後に判断をするということで、退院は未定のままでした。
塗り薬が効いて発疹は治まってきた本人は誕生日に退院する気満々で、私はどうなっても対応できるように準備を怠りなく進めました。
面会は出来ないものの、洗濯物や届け物を窓口経由でやり取りして、病院の吹き抜けロビーから5階の母に手を振り合うためだけに、ほぼ毎日病院に通いました。
毎日5時に私が来ることを楽しみにしていた母の、治る励みになればと頑張りました。それも家から車で5分の病院だったからできたことですね。
同室の認知症の方々に囲まれて、メールの見方が分からないなど日に日に色んなことが分からなくなっていく母を見ていて、私は、1日も早く日常生活に戻してやりたい、そしてコロナ院内感染のリスクから解放したい、という思いが強くなっていきました。
とにかく免疫が落ちて感染症が命取りになるので、家中の大掃除とカビ除去に二週間。
プラズマクラスター空気清浄機も買いました。
手すり増強、風呂場の補修など、手指が筋肉痛になるほど、めっちゃDIYな日々。コロナ自粛生活はタイミング良かったです。
かくして5/8、皮膚科の受診が午後になり、退院の話が一向に出ないので、キレた私が母にナースステーションに行って話をするように勧めると、内科の医師の判断を仰ぐことができたようで、私がいつものように洗濯物を持って出かけたところで医師から電話があり、いつでも退院して結構ですと。
じゃあ今日退院してもいいんですか?と言ってみると、すんなりOKが出ました。
こうして希望通り無事に誕生日に退院することができ、帰りにはスーパーで好きな食材を買って、ご馳走を作ってあげました。
筋力と脳みその劣化に驚きましたが、普段の生活こそリハビリだと思うので。
リビングに置いた介護ベッドも気に入った様子。
まるで親子逆転の、これまでとは違う介護生活が始りました。
母のいない期間に、家事をソツなくこなしながら制作もするという生活が板についたのは良かったです。
苦労を苦労とは思わない私の本領を発揮し、これからの親孝行のラストチャンスを感謝で務めあげたいと思います。
そんな中で生まれる作品たちがどんな変化を見せるのか、私も楽しみです。