やっと、やっと終わりました、大作制作の4ヶ月が。
実は公募展用に描いていたのですが、残念ながら選外となってしまいました。
ん〜。まだまだだなあぁぁ。
頑張ったのになー。と凹みはしたけど、挑戦したことに意味はあったし、やりきった感があるので心情的には案外スッキリしています。
せっかくなので10月10日〜14日の共晶点に展示します。
先日終わった市民ギャラリー「柏融展」、企画の打診があったのは春のこと。
今年はその公募展に挑戦すると決めていて、一次審査のための写真を撮る場所として市民ギャラリーがピッタリだし、時期的にもちょうどいい!という個人的な理由で企画をお請けしたというのが本当のところでした。
結局、その柏融展には完成が間に合わず、会期後2週間、寝る間も惜しんで描いて、カメラマンの友人に撮影に来てもらい、5枚のパネルを1枚ずつ撮影して、パソコンで繋げました。
「蒼天」 455cm×181cm
アトリエを借りて、いつもと違う環境での制作は面白かったです。
車庫に車は入るのに夕方お向かいの車が停まると出庫できない路地。
なので毎日夕方空き地に停め直してたら、ある日空き地の地主から駐車代一括で払わされるという事件もあったのですが、車を修理に出して事情を話したら、代車の軽を2週間も貸して下さるというお心遣い、本当に感謝でした。
エアコンがないので暑さで朦朧となると、夕方お隣りの家主さんが「あっこちゃん、お茶する?」とお声をかけて下さって、手作りのカステラやアイスクリームでティータイム。本当に楽しかった。
そのほか、野良猫を手懐けたことや、バセドウ病の再発、酷暑になってからは夕方から朝まで描いて、ヒグラシの声を聞きながら帰る朝の風景など、思い出深い体験になったと思います。
知り合いの大工さんが格安でパネルを作ってくれて、ネジ穴を開けてくれたり、本当にお世話になりました。
たくさんの方のご厚意で出来た制作です。
皆さま本当にありがとうございました。
さて今日から切り替え!
銀座柳画廊25周年展と共晶点の制作に入ります。