先週土曜に私用で名古屋へ行ったあと、岡崎の妹宅へ6年ぶりに滞在してきた。
二世帯住宅を新築し、行く行くと言って早2年弱。やっと行けた。
着くなり、妹宅の20畳のリビングは宴会の準備。
なんでも旦那さんと同級生たちが応援して当選した市議会議員さんを囲むお疲れさん会と、そのお手伝いをした妹のご近所のママ友たちの合同忘年会だそうで。
その後、すぐ裏のママ友宅に移動し、今度は女子会(&子供会)。
私にとっては、ある種、カルチャーショックでもあった。
大人も子供も、昔ながらのご近所づきあいの、なんと強力なコミュニティ力。
そこに違和感無く馴染んでいる妹の適応能力に驚くとともに、私には主婦は絶対ムリ!という確信を新たにした(笑)。
6年生の天音と、4年生の日咲は、見違えるほどしっかりしていた。
愛知の管理教育は独特だと聞いたことはあるが、コミュニティの中での役割をきちんと担っている子供たちは、本当に頼もしい。
天音はもう私より足長いしさ。日本人の体型は完全に変異している。
翌日は伊勢神宮に参拝。旦那さんは酔いつぶれて起きなかったので、妹と姪たちと私の4人で、車で伊勢まで行くことにした。
外宮(げくう)は神気に充ちていて、本当に素晴らしかった。
やはりここは、日・火・タテのみ働きの、本来の神の宮だと直観した。
世界の平和への祈りをお捧げする時が今なのだと思い、それだけを祈ってきた。
伊勢神宮と出雲大社が共に遷宮を迎える2013年は、確かに何かが動くのだと、私は思っている。
そして、内宮。
伊勢、五十鈴川のイスという言霊を思いながら。
私が思うに、日本という国は、有史以前の遠い昔に散った世界の正しき粋が流れ流れて、一つに融合し昇華した地なのだということ。それがきちんと受け継がれているのが、天皇家であり、ここ伊勢なのだということ。
姪たちに、天照大御神や、その子孫である斎主としての天皇陛下の話をしたら、興味深そうに聞いていた。
天音は地元の日長神社で巫女舞をやったりしてるので、特に縁があるよう。
日本中の人々が死ぬまでにお伊勢参りを一度は果たしたいと願って、一生分の旅をした江戸時代を、まるで京都映画村のような観光地と化した内宮前のおかげ通りを歩きながら、なんだか羨ましく思った。